介護用品は基本的に「貸与」いわゆるレンタルが一般的です。それは購入となれば個人財産の扱いとなるため、公金でまかなうのに違和感が出てしますからという事です。しかし、排泄や入浴に関するものは衛生上なじまないので特定福祉用具の対象になっています。
介護保険の認定を受けている方は下記の特定福祉用具が年間10万円を上限として1~3割の自己負担でご購入していただけます。
限度額を超えた部分は全額自己負担となります。
・和式便器の上に置いて腰掛式に変換するもの。
(腰掛け式に変換する際に高さを補うものも含む)
・洋式便器の上に置いて高さを補うもの。
・電動式またはスプリング式で、便座から立ち上がる際に補助できる機能を有しているもの。
・ポータブルトイレ
・レシーバー、チューブ、タンクのうち、尿や便の経路となるもの。
・要介護者またはその介護を行う者が容易に変換できるもの。
座位の保持、浴槽への出入り等の入浴に際しての補助を目的とする用具であって、次のいずれかに該当するもの。
・入浴いす / 浴槽内いす / 浴槽用手すり / 入浴台 / 浴室内すのこ / 入浴介助用ベルト
空気又は折りたたみ式等で容易にできるものであって、取水又は排水のために工事を行わないもの。
身体に適合するもので、移動用リフトに連結可能なもの。